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*10月の講師

11月11日(火)

古生物学者
北海道大学総合博物館 教授
小林 快次

恐竜研究最前線 in 2025
恐竜からのメッセージ

昼の部

開場 13:30
開演 14:30〜16:00

夜の部

開場 17:00
開演 18:00〜19:30

会場

アクロス福岡
シンフォニーホール

おかげさまで40周年
2025年第39期・この講師の「ココ」が面白い!

11月11日(火)   古生物学者
北海道大学総合博物館 教授
小林 快次
恐竜研究最前線 in 2025
恐竜からのメッセージ
  「ダイナソー(恐竜)小林」の愛称で知られる。モンゴル・ゴビ砂漠の巨大な手を持つ謎の恐竜「デイノケイルス」や、北海道の「むかわ竜=カムイサウルス」の全身骨格など、国内外で新種を発見発掘し「ファルコンアイ(ハヤブサの目)」の異名を持つ。恐竜ブームの強力な牽引者。また、地球上で起きた生物の大量絶滅の6回目が、人類を原因として現在進行中だと警鐘を鳴らす。『恐竜まみれ 発掘現場は今日も命がけ』など著書多数。

12月9日(火)   太鼓奏者
林 英哲
彼方からの呼び声〜英哲太鼓の世界〜
  太鼓奏者/作曲・演出家。1971 年、太鼓集団発足に参加。1982 年、太鼓独奏者として活動開始。1984 年、和太鼓協奏曲ソリストとして、米カーネギーホール・デビュー。2000 年、ドイツ・ワルトビューネでベルリン・フィルと共演。 2020年、NHK 大河ドラマ『麒麟が来る』テーマ曲、劇中音楽に参加。芸術選奨文部大臣賞、福岡アジア文化賞大賞、旭日小綬章ほか受賞(受章)。東京藝術大学客員教授など歴任。


2026年第40期・この講師の「ココ」が面白い!

1月16日(金)   日本舞踊家・女優
尾上 紫
踊る 祈る 繋ぐ
  古よりみそぎの場、寿ことほぎの場で人々は神仏に踊りを捧げてきた。中世、出雲のお国の登場により踊りは華やかに変容し、舞台に座敷に、娯楽教養にと大衆に浸透する。近代歌舞伎の名優・六代目尾上菊五郎が理想の舞踊を目指して創流した日本舞踊・尾上流を継承する家に生をうけた尾上紫が舞踊一途の人生を語り、清雅な舞を披露する。日本舞踊の奥深い世界を知る貴重な機会である。

2月17日(火)   エジプト考古学者
河江 肖剰
ピラミッドを築いた者たちと
いま解き明かすものたち
  ピラミッドにひかれ19歳で単身カイロへ。遺跡ガイドで生計を立て、26歳で現地の大学に入学。卒業後国際調査チームで発掘調査に従事。2009年、名古屋大学大学院で博士号取得、現在は、同大教授。今取り組んでいる研究は、ピラミッドをドローンで3D計測し、その構造と建造方法を解明するというもの。TBS「世界ふしぎ発見」にたびたび出演。古代エジプトを紹介するYouTubeは、多くのファンをもつ。

3月18日(水)   人形浄瑠璃文楽座 人形遣い
桐竹 勘十郎
文楽への招待
  人形の繊細な動きにより心の機微を表現して観るものをくぎ付けにする桐竹勘十郎の技。人形浄瑠璃は太夫の語りと三味線が織りなす浄瑠璃語りに合わせて人形を操る総合芸術。浄瑠璃の名作は歌舞伎でも取り上げられるほどの人気。日本芸術院会員で2021年に重要無形文化財保持者(人間国宝)となった桐竹勘十郎さんが人形遣いの基本的な操作に加えて三味線・太夫らと共に名場面の一部を実演もまじえて紹介。アンコール出演である。

4月16日(木)   作家
水村 美苗
不意に開いた過去への扉:父母の手紙
  少女期をアメリカで過ごしイェール大学でフランス文学を専攻した水村美苗は母国の文化に渇望し日本文学に傾倒する。やがてプリンストン大学で近代日本文学を教える傍ら小説を書き始め、帰国後、漱石の未完の名作『明暗』の続きを漱石の文体そのままに『續明暗』として著し、文学界を驚愕させた。逝きし日本の面影をしたう国際人であり、日本語の劣化を憂う貴重な知性である。

5月16日(土)   国際日本文化研究センター教授
磯田 道史
楽しい歴史学をめざして
  2017年に登壇、アンコール出演である。圧倒的な人気で日本の歴史ファンを増殖させている。研究の幅は広いが、忍者の学術研究でも第一人者。NHK「英雄たちの選択」でも、子孫の家を訪ね古文書を発掘、これまで知られていなかった忍者の実像に迫った。新しい切り口で歴史を紐解く多彩ぶりは、他の追随を許さない。近年は天災や感染症に関する歴史研究にも力を入れている。歴史から学ぶべきことは何なのか?常に視点はそこにある。

6月16日(火)   東京大学大学院特任教授
鈴木 宣弘
食は命〜農は国の本なり
  日本の食料自給率は38%。アメリカ104%、フランス121%など諸外国と比べて低い。さらに肥料・飼料・種・ヒナのほとんどを輸入に頼る現状を加算したら、自給率は10%未満。気候変動、自然災害、戦争や紛争などで、もし輸入が途絶えたら・・。まさかのコメ騒動まで起こり、食の安全保障に不安が増す。危機を防ぐにはどうしたらよいのか、『世界で最初に飢えるのは日本』の著者の答えは?

7月11日(土)   ジャーナリスト
津山 恵子
どこへ行く!?トランプ
―在NY23年のジャーナリストが解き明かす
  トランプ大統領は、第1次政権(2017〜2021年)で、数多くの虚偽または誤解を招く発言を行った。第2次政権下では、公務員や軍隊から政府に批判的な人々を排除し、憲法上のチェック・アンド・バランスを無視、メディアに対する言論弾圧まで始めるなどエスカレートしている。前代未聞の混乱の中を私たちはどう生きていくのか!? 在NY(ニューヨーク)23年のジャーナリストが解き明かす。

8月28日(金)   生物学者・作家
福岡 伸一
動的平衡
  青山学院大教授、米ロックフェラー大客員教授。大阪・関西万博で「いのち動的平衡館」をプロデュース。
動的平衡とは、分解と合成を繰り返しながらエントロピー(乱雑さ)に抗して絶えず流れゆく生命の本質を表す、福岡さんによる生命論のキーワードだ。前回2020年の講演はオンラインでの登場。近著に『生命と時間のあいだ』、『動的平衡は利他に通じる』。

9月19日(土)   死生学研究者
小谷 みどり
後悔しないひとり終活の備え方
  シニア生活文化研究所代表理事。42歳で夫を突然死で亡くし、「亡くなった配偶者の分も人生を楽しむ」をモットーに「没イチ会」を結成。「自分の経験や時間を誰かのために使いたい」と50歳を目前にシンクタンクを辞め、フリーの死生学者として活動している。30年にわたる研究をまとめた近著『ひとり死時代の死生観』も話題。

10月17日(土)   猛禽類もうきんるい医学研究所獣医師
齊藤 慶輔
絶滅の危機にひんした
野生猛禽類との共生を目指して
  1994年から、環境省釧路湿原野生生物保護センター(釧路市)で野生動物専門の獣医師として活動を開始。2005年に同センターを拠点に猛禽類医学研究所を設立し、代表に。オオワシなど傷ついた希少猛禽類の治療と野生復帰に加え、その生息環境の改善に努める。著書やテレビ出演などで野生動物と人間を取り巻く問題点と、共生への道をわかりやすく解説している。

11月17日(火)   ジャーナリスト
浜田 敬子
ジェンダー後進国に生きる私たち
〜地域から何ができるか
  朝日新聞社に入社して、1999年にAERA編集部、2014年に編集長に。2017年退社して、世界12ヵ国で展開する経済オンラインメディア「Business Insider」日本版を立ち上げる。現在はフリーランスのジャーナリスト、テレビのニュース番組でも活躍中。2023年からはプロバスケットボールBリーグの理事も務める。著書『働く女子と罪悪感』『男性中心企業の終焉』、『いいね!ボタンを押す前に』(共著)など。

12月8日(火)   ブリヂストン
吹奏楽団久留米

感動の方程式〜タイヤ職人×吹奏楽=!?
  2024年に登場して大反響。アンコール公演であり、新しい顔を見せてくれるに違いない。1955年にブリヂストン創業者の石橋正二郎により創設、それ以来音楽で社会に貢献、久留米の町になくてはならない存在。団員は全員タイヤ工場で働きながら、勤務前後に練習時間を作っている。現在61名が在籍し、全日本吹奏楽コンクールではこれまでに38回の金賞を受賞。1年をしめくくる演奏会を期待したい。





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