●この講師の聴きどころ●

令和8年3月18日(水)

人形浄瑠璃文楽座 人形遣い
桐竹 勘十郎

文楽への招待

きりたけ かんじゅうろう

 人形の繊細な動きにより心の機微を表現して観るものをくぎ付けにする桐竹勘十郎の技。人形浄瑠璃は太夫の語りと三味線が織りなす浄瑠璃語りに合わせて人形を操る総合芸術。浄瑠璃の名作は歌舞伎でも取り上げられるほどの人気。日本芸術院会員で2021年に重要無形文化財保持者(人間国宝)となった桐竹勘十郎さんが人形遣いの基本的な操作に加えて三味線・太夫らと共に名場面の一部を実演もまじえて紹介。アンコール出演である。