第34期開講にあたり〜地域文化の向上、創造と発信〜
楽しみながら地域文化の向上、発信及び創造

 新型コロナウイルス感染症により約3年間、世界中の人々が社会・経済活動が制限されて大変な生活を強いられてきました。さらに2022年2月ロシアのウクライナ侵攻により国際政治の緊張やエネルギーを中心として物価高などの深刻な経済危機をもたらしています。

 九州市民大学は新型コロナ感染症拡大によって2020年(令和2)3月〜2021年(令和3)2月までの1年間、定例講演会は休講にさせていただきました。

学長

理事長・学長 久保 千春

中村学園大学学長
前 九州大学総長


 2021年3月から3密を避けるため、午前、午後、夜の3回に分散したり、隣の席を空けて、コロナ対策をとりながら再開することができました。また、主会場のアクロス福岡シンフォニーホールが改修工事のため2021年8月〜2022年(令和4)9月まで福岡サンパレスホールに移して講演会を行いました。受講生の皆様方のご協力のおかげで感染者を出すこともなく続けることができました。心よりお礼申し上げます。

 九州市民大学は、営利を目的とせず、会員の方々のご協力による自主運営です。生涯学習の場として、楽しく学びながら教養・知識を高めることを目的としています。

 今年も、受講生の皆様方のご希望に添えるように魅力的な講師による定例講演会を開催する予定です。また、状況に応じて、皆様方に喜んで参加いただけるような野外研修やサマースクール集中講義などを企画・実施していきたいと考えております。

 ぜひ多くの方に受講していただくことを切に願っております。

 厳しい社会情勢ではありますが、伝統ある市民大学で一緒に楽しみながら、地域文化の向上、発信及び創造に寄与したいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。



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