●プロフィール●

7月16日(金)

小説家
平野 啓一郎

物語を紡ぐ小説家の仕事

ひらの けいいちろう

1975年愛知県生まれ。1歳の時に父親を亡くし、2歳から母親の実家である北九州市で育つ。福岡県立東筑高校から、京都大学法学部へ進学。高校在学中から小説の執筆を始め、大学在学中の1999年「日蝕」で当時史上最年少の23歳で芥川賞を受賞。三島由紀夫の再来と称された。2005年文化庁の文化大使に任命されフランスに1年間滞在。2009年「決壊」で芸術選奨新人賞、2018年「ある男」で読売文学賞受賞。2020年3月から芥川賞選考委員を務める。