●プロフィール●

5月11日(金)昼・夜

作家・元外交官
佐藤 優

激動する国際情勢と日本

さとう まさる

 1960年東京都生まれ。’85年同志社大学大学院神学研究科修了。同年に外務省入省。英国陸軍語学学校でロシア語を学び、その後、モスクワの日本国大使館、東京の外務省国際情報局に勤務。外交官勤務のかたわらモスクワ国立大学哲学部で神学を、東京大学教養学部で民族問題を講義する。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、東京地検特捜部に逮捕、起訴され、’09年6月に執行猶予付き有罪確定。’13年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。この体験を記した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社、2005年)で作家生活に入る。著書多数。