●プロフィール●

10月18日(金)昼・夜

映画監督
篠田 正浩

昭和と私の映画

しのだ まさひろ

1931年生まれ。早稲田大学文学部卒業と同時に、松竹撮影所に入社。‘60年「恋の片道切符」で監督に。大島渚、吉田喜重らとともに松竹ヌーベルバーグの旗手と呼ばれる。早々に退社・独立した二人に比べ、松竹に長く残って、前衛的な作品だけでなく、後年は娯楽大作も数多く手掛けた。「鑓の権三」(‘86年ベルリン映画祭銀熊賞)、「少年時代」(‘91年日本アカデミー賞最優秀監督賞)など数多くの賞を受けている。著書は『私が生きたふたつの「日本」』『監督、撮らずに観る』など多数。