●プロフィール●

1月24日(土)昼・夜

狂言師
茂山千五郎家

茂山家三代
狂言への招待

茂山千五郎家とは、狂言大蔵流の名門。江戸初期から代々京都に居住し、主として関西で活躍してきた。近年はその活動範囲も全国に拡大。現在は十三代目の当主・千五郎を中心として、400年にわたり京都に息づいてきた狂言の普及・継承に勤めている。

※今回の主な出演者紹介
茂山 千作(しげやま せんさく)
1919年、3世茂山千作の長男として京都に生まれる。'66年12世千五郎を、'94年に4世千作を襲名。長年にわたり学校巡演を行い、狂言の普及に貢献。海外公演にも多数参加し、新作狂言や復曲にも力を注ぐ。'89年、人間国宝に認定される。'07年、狂言師としては初の文化勲章受章。昨年米寿を迎えたが、登場しただけで客の笑いを誘う芸域に入り人気絶大。


茂山 千五郎(しげやま せんごろう)
1945年生まれ。4世茂山千作の長男。‘94年、13世茂山千五郎を襲名し、当主となる。ダイナミックでユーモラス、かつ繊細な芸には定評があり、茂山家の主軸として、年間600回もの舞台をふむ。



茂山 正邦(しげやま まさくに)
1972年生まれ。13世茂山千五郎の長男。ライブハウス狂言など、新たな試みを続けるとともに、古典狂言の修練にも努めている。